【営業本部】 2014年入社
大切なお客様としっかり接点を持つことが営業
私は営業本部に所属し、東京都内を中心に営業活動をしています。勤務地から近い場所のお客様のところへ週に2,3回ご訪問させていただいています。一般的な営業として考えると、1社のお客様に対して訪問頻度は多いと思われるかもしれません。遊技機業界自体の特殊性もあるかもしれませんが、オウミ技研のスタイルは一人一人のお客様をとにかく大切にするというスタイルなんです。訪問内容は、当社の技術担当者を同席しての開発提案や実作業の打ち合わせのほか、業務受注に向けて今後の開発計画に関する情報を得るためのコミュニケーションをとるケースもあります。それらは全て会社にフィードバックして共有しています。お客様からいただく案件は、短納期の基板試作から、半年から1年など長い期間に渡るプログラム開発など様々です。案件がスタートすれば、基本的には技術担当者とお客様が直接やりとりすることが多くなりますが、問題が発生した時などは営業が窓口として対応しています。開発の期間が長ければ、それだけ不確定要素も増えます。例えば、元々の案件に対する変更や追加が発生した場合などがあり、それに伴う費用や期間の折衝が必要となった時などです。

お客様のご要望に柔軟に対応できることが強み

オウミ技研はファブレスという形態を取っています。具体的には、社内に開発部門を持ち、基板など設計は社内で行いながら、生基板の作成・実装などいわゆる「モノを作る」という部分は、基本的には協力会社に依頼するというスタイルです。近年の流れの中で、一部、社内にラインを取り込んでいるところもありますが、ほとんどの場合は、「モノを作る」作業工程は外部の協力会社にお願いをしています。強みは、やはり「柔軟性」です。お客様の要望は、案件ごとによって様々です。例えば品質を最優先に求められている場合であれば、ちょっとコスト高だけれども、高い技術と実績のある先に依頼をします。その逆に、この案件はどうしてもコストを重視しなければならないという場合には、コストメリットのある先に依頼をするというような感じです。社内に生産設備を持たないファブレスだからこそ、選択肢を多く持てることが柔軟性を発揮できる大きな理由です。

「競争意識」よりも「協力意識」

中途で入社し、他の会社も経験した私が感じるのは、「競争意識」よりも「協力意識」を、みんながとても大切にしている会社だということです。先にお話しした、協力会社との連携が非常に大切なファブレスというスタイルで培ってきた風土というか、まさにこれが社風ですね。集団で仕事をする会社組織であれば、ある程度「あいつよりも成果をあげよう」「えらくなってやろう」という意識って生まれてくると思うんですよ。そういった感覚の人間が、まずいません。むしろそれよりも、みんなで協力しながら頑張って行こうという、そういう感覚がとても強いです。そういった雰囲気の中で仕事ができることは、いろんな意味で良い方向に進むと思いますね。

興味のある業界だから素直に飛び込めた

以前は電子部品や製造装置を扱う会社の営業をしていました。文系なので、機械全般が好きというわけではありませんでしたが、メーカーの営業として働くことに楽しさを感じるんですね。遊技機は以前から非常に興味を持っていました。単純に遊技機が好きなんです。だから、転職を考えていた時に遊技機を扱っているオウミ技研を知り、素直にトライしたいって思えました。入社して働く中で、次はこういった台が出るとか、こういう規則で台が作られているんだという、内側の情報を知ることができるというのは、自分自身の単純な興味が満たされるという意味でも、仕事のもう一つの楽しさとして感じています。

こだわりは、相手との約束は守ること

人それぞれ考えはあると思いますが、私は言わずにやるという不言実行も美德として大切ですが、一番えらいのは有言実行だと思っています。やるって言ったくせにやらないということが、自分は嫌いで、腹が立ちますね。その他で大切にしていることは「すぐにやる」こと。急ぎでお願いしたい時に、あえてそれを言わなくてもすぐに着手してくれると、素直に嬉しいじゃないですか。自分もそれを相手から期待されているんだなって思うんですよね。仕事をする上で、相手からの信頼って本当に大切です。相手に好感を持ってもらいたいし、信頼を勝ち取れるように努力したいと、常に思って仕事をしています。