【営業本部】 2002年入社
沢山の人たちと接することができる、それが営業の魅力
私はこの会社で営業を担当しています。主に既存の大手クライアント様との交渉です。新規開拓をする部門もあります。営業というと個人技的なイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、私たちの場合は開発や製造などと密接に関わりあうことも多いので、チームプレーが主体となります。
営業の一番の魅力は多くの方と話ができ、いろいろな人の考えが聞けることですね。自分の当たり前が他人の当たり前ではないという当然なことも改めて気づかされています。

コミュニケーション力と柔軟性が私たちの強み

たとえば専門分野でビジネスを展開するための製造ラインを保有していると、そのラインを埋めるということが当然優先事項になります。しかし私たちの会社は自ら工場をもたないファブレス形態であるため、人件費や固定費発生は最小限に抑えられます。ですから仕事になりうる話であれば、柔軟に対応することができます。もちろん先方様の要求事項はそれだけ多岐にわたる可能性もあります。たとえばコストの優先、反対にISOや品質の高いものが求められるなどです。でも多くの協力会社とパートナーを組んでいる私たちにはそれらに対応できる柔軟性があります。協力企業があってこその形ではありますが、それが私たちの最大の強みです。ほかにもお客様のニーズに合わせた製造方法が選択できるという、いわばストライクゾーンが広い点もメリットとしてあげられます。

新しいことに積極的にチャレンジ、それがオウミ技研の原動力

パチンコ業界が主力とはなりますが、近年ほかの業界での新商品にも取り組んでいて、成果を出しつつあります。それは新しいことにチャレンジする人材を後押しするという、もともとの社風もあります。しかしそれ以上に会社全体が新しいものを吸収することを得意としているからだと思います。
オウミ技研はやりたいことがあれば、やらせてもらえる環境です。新規であろうと既存であろうと、案件があって会社の利益になると判断されれば、会社として方策を探してきて、仕事が成り立つという仕組みができあがっています。ただしそれは好き放題にやっていいということではありません。結果が伴えばもちろんそれでよいのですが、その分の責任は重くなります。

人を相手にする仕事、だからコミュニケーションで苦労もします

営業でとても苦労する点は、クライアント様とのコンタクトです。アプローチをしたいけれど、そういった場を設けることがたいへんなのです。こちらが打ち合わせで1時間いただくということは、相手の1時間をとってしまうということですから。その反面、極端な例ですが見積もりを依頼されてその日に提出というケースも多いので、日々の営業の中での難しい調整を迫られることもあります。その点はほかの職種と違って、特に人を相手にするものだからこそ、やりがいを感じるとともに難しさも当然でてきます。
営業として入社して10年あまりになります。入社当時は製造部門の中の営業課に配属となり、生産管理業務と並行して営業をしていた時期もありました。クライアント様からの依頼を組立部門の協力会社様に納品するため三者で打ち合わせなどを行ったりもしました。そのころと比べれば組織も大きく変わり、より営業そのものに注力できる場ができてきたと思います。

常に成果を求められるのが仕事

自分にとって仕事とは、もっとドライなものだと感じています。感情うんぬんよりも成果を求められるのが仕事だとハッキリ自覚していますし、これからもそうだと思います。