昔から興味があったものづくり
私は小学校から高校時代を群馬県で過ごし、埼玉県の大学に進学しました。そして就職活動する際、まずものづくりに関わる仕事がしたいと思いました。
小さいころからふだん使っている物の裏側を知ることに興味があり、学校の授業だと工作がすごく好きだったんです。また、就職するなら生まれ育った群馬県で働きたいと思い、群馬県の製造業を軸に就職活動を始めました。
ある就活情報サイトで“群馬県“の“製造業“で調べていたとき、偶然オウミ技研を見つけました。そこで会社説明会に参加したのがオウミ技研を知ったきっかけです。
オウミ技研の第一印象は、新しくて大きい会社、でした。会社説明会では先輩がたが丁寧に仕事内容を説明してくれて、なごやかな雰囲気の会社、という印象が強く残っています。
入社してから実際職場で感じることは、部署・役職に関係なく、自然にコミュニケーションがとれるということです。そういう意味では上下関係というものを感じたことは今までほとんどありません。
お客様に感謝されるときが一番やりがいを感じる
会社の第一印象とのギャップというのはあまりなかったのですが、業界用語を覚えるまでが苦労しました。基板ひとつとっても、演出制御基板、ロム基板など、役割に沿ってさまざまな基板があるため、最初は戸惑いました。ただ、先輩方にわかるまで根気強く教えてもらえたので、文系出身の私でも理解することができました。それでも今も日々勉強といった感じです。
まだまだ勉強不足のところもありますが、やはりお客様から「ありがとう」と言葉をかけられると、そのときに一番やりがいを感じます。感謝してもらえると、「もっともっとがんばろう」と思います。
枠にとらわれず、とにかく行動
今でも勉強中の身ですから、うまくアドバイスできませんが、今就職活動をされている学生のみなさんは、厳しい状況でたいへんだと思います。実際に私もそうでしたから。群馬県の製造業にこだわりをもって就職活動をしていたのですが、選考に落ち続けたときは、難しければ県外や製造業以外の業界でも探してみようと、積極的に行動することを心がけました。結果的にそのことがよい意味で気分転換になり、縁あってオウミ技研に入社することができました。さまざまな業界や人と触れあうことで視野も広がると思うので、枠にとらわれず、とにかく行動することが大切だと思います。