ブログ

疑似乱数で円周率の近似値を求めてみよう!2

疑似乱数がプロットされた散布図を背景に円周率のロゴ

オウミ技研、ハード部です!!

今回は、前回の投稿『疑似乱数で円周率の近似値を求めてみよう!1』の続きで、

  前回の投稿を読んでいない方は ⇒ こちらから

『実際に生成した疑似乱数を散布図にプロット表示した上で、円周率の近似値を算出する』
といったテーマでお送りしたいと思います。

円に疑似乱数のデータをプロットした図(説明付き)

先ず、疑似乱数の生成手段ですが、
ここは手っ取り早く『エクセルのRAND関数』を使用したいと思います。
以下、円周率の近似値算出までの手順を記します。

【手順1】
 ・x、y両座標に乱数を生成します。
 ・『=RAND()』 ⇒ 0以上1未満の乱数を生成する関数。

円周率の近似値を算出するエクセルのシート1

【手順2】
 ・プロットされた座標の原点までの距離を計算します。
 ・『=SQRT(C4^2+D4^2)』 ⇒ √(x²+y²)。

円周率の近似値を算出するエクセルのシート2

【手順3】
 ・プロットされた座標が扇内(円弧上も含む)にあるか否かを判定します。
 ・『=IF(E4<=1,1,0)』 ⇒ 原点までの距離が1以下の場合は1を、1より大きい場合は0を返す。

円周率の近似値を算出するエクセルのシート3

【手順4】
 ・扇内にある座標(円弧上も含む)の個数を計算します。
 ・『=SUM(F$4:F4)』

円周率の近似値を算出するエクセルのシート4

【手順5】
 ・サンプル数、扇内にある座標の個数から、円周率の近似値を計算します。
 ・『=G4*4/B4』

円周率の近似値を算出するエクセルのシート5

【手順6】
 ・xy座標を散布図にプロットします。
 ・『サンプル数=1000』

疑似乱数がプロットされた散布図

サンプル数を増やせば増やすほど、円周率の近似値は本来の値(3.14・・・)に収束していきます。

■『サンプル数=1000』
円周率の近似値を算出するエクセルのシート6

■『サンプル数=50000』
円周率の近似値を算出するエクセルのシート7

最後になりますが、円周率を求める方法は、他にも無数に存在します。
当然、業務においても、目的に到達するまでのアプローチ、無数に存在するはずです。

 『多角的な視点で物事を考える』

この言葉を念頭において、ハード部も日頃の業務に取り組んで参ります!!

=======================================================
 ★ ハード部のことをもっと知りたい ⇒ ハード部専用ブログへ!
 ★ オウミ技研のIotに対する取組みを知りたい ⇒ ブログ「中小企業へのIot導入に向けて
                         ⇒ ブログ「中小企業向け『簡易Iot』
 ★ ハードウェア・ソフトウェア設計・製造に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽に お問い合わせ を!
=======================================================

関連記事

アクセス

【本社】
群馬県太田市吉沢町1059-10
TEL:0276-37-3917(代)
FAX:0276-37-3974
アクセスマップはこちら
【東京オフィス】
東京都台東区柳橋2‐4‐2
U base浅草橋3階
TEL:03‐3864‐8108
FAX:03‐3864‐8107
アクセスマップはこちら

会社案内ウェブダウンロード用PDF

ページ上部へ戻る