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再生可能エネルギー『地熱』はどうなのか?

湯気を出す地熱発電所の外観

群馬県といえば、言わずと知れた『温泉王国』ですが、
裏を返せば、白根、浅間、榛名、赤城・・・と
日本でも有数の『火山集結地帯』とも言えます。

草津温泉の湯畑の様子

こんにちは、ハード部です!

今般、 脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーに関する議論が盛んに行われていますが、
時間、時季を問わない持続的な供給を観点とすると、
『火山大国』と呼ばれる日本では、やはり『地熱』が一番有利に働くのでしょうか?

エネルギー資源が乏しい日本において、
とりわけ地熱に関しては、世界3位の資源量を誇ります。

■主要国の地熱資源量
世界の地熱資源量の国別ランキング
出典:NEDO

しかも、日本のメーカーは、早くから地熱発電機器の製造技術を確立し、
地熱発電所の心臓部といえる地熱発電用タービンに関しては、
全世界のシェアを日本のメーカーで多く占めると聞きます。

地熱発電所内のタービンの外観

そうしますと、日本が目指す再生可能エネルギーの方向性は、『地熱』一択のように思われますが、
なかなかそうすんなりと事は運ばないようです。
その最大の理由としては、地熱発電に適した場所の多くが国立公園内や温泉地にあり、
地元の反対が根強いという問題があります。

湯気を出す地熱発電所の外観

仮に、国立公園での開発と温泉地域との共存が進んだ場合、
2050年の地熱発電能力は、約1000万kW(最新火力発電の約20基分)となり、
電力量では全体の1割を占めるという試算になるそうです。

さて、再生可能エネルギーの問題については、
いよいよ国民一人一人が真剣に考え、何らかの決断を下さなければならない転換点に・・・
そんな状況が間近に迫っていることだけは間違いないようです。

最後に、電気の設計に携わるオウミ技研としては、
『変換された大事な電気エネルギーをいかにロスなく電気回路に落とし込めるか』
それが我々に与えれた使命ではないかと考える次第であります!

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