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8.272021
『EOL(生産終了)対応』はお早めに!
トヨタ自動車は今月19日、国内外で生産調整を行うと発表した。
9月に、計画の4割にあたる約36万台を減産する。
こんにちは、ハード部です!
昨今の世界的な半導体不足に伴い、絶大な部品調達能力を誇るあのトヨタまでもが減産に踏み切ります。
東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大が大きく響いたようです。
こうなりますと、今後、半導体部品の『EOL(生産終了)』化にますます拍車が掛かる・・・
これは、もはや必然ですね。
先月、マイコンのEOLに関する投稿記事を掲載しましたが、 読んでいない方は ⇒ こちらから!
その後も、『EOL対応』のご相談、数件 頂いています。
それも、国内における最後の頼みの綱でもあるR社のマイコンでしたが・・・
いずれにしても、旧世代の半導体部品を使用したシステムを製造アイテムとする場合には、
いつEOLがコールされても良いように、しっかりと準備を整えておきたいものです。
とはいえ、なかなかそこまで手が回らないのが実状ですので・・・
最低限の準備として、以下の2つを弊社からおすすめしたいと思います!
【準備①】当該部品の代替品をあらかじめ選定しておく
【準備②】現行のシステムに関する各種仕様書の所在を明確にしておく
準備②については、『EOL対応』での『あるある』です 。。。
EOLにより、いざシステムの再設計をせざるを得ない時に、
・現行の設計をされた方がすでに退社されている
・現行の設計をお願いした企業さんとすでにおつき合いがない
以上の理由により、現行のシステムに関する仕様書の所在がうやむやな状態で、それから、なんやかんや・・・
とどのつまり、『仕様書がない』ということです。
そうした場合、設計側の観点からすると、
『明確な仕様がなければ、設計の仕様がない』 というのが至極当然のいきさつだと思います。
実際に、ご相談を頂いたお客様からも、
『他で、仕様書がないので、設計を断られた』 ということをお聞きしています。
しかしながら、弊社では、
『仕様書なければ、一緒に作りましょう!』 を基本スタンスとしていますので、その点は、ご安心を!!
最後に・・・ 『EOL対応』で困った時は オウミ技研に! ご依頼は こちら にどうぞ!!
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