【販売企画部】 2011年入社
編集業務のプロからマーケティング、販売企画へ転身
私はオウミ技研への入社前、主に医学の学会誌を扱う編集プロダクションで働いておりました。医学の学会誌はお医者様が書いた論文の発表の場となります。そこでの仕事は、投稿された論文原稿が受理、掲載されるまで査読といわれる精査をする先生と投稿した先生の橋渡しをしたり、直接先生に校正をお願いしたりと、学会誌に載せるまでに必要なすべての業務を主担当、サポート担当として任されていました。

心機一転、群馬でのお仕事に挑戦

夫の転勤の都合で東京から群馬県太田市に住むことになりました。その頃、オウミ技研にあった商品企画部が業務のサポート人材を募集していて、そこで聞いた仕事の内容にとても興味が湧き、まずは派遣としてオウミ技研に入社しました。そこでは、まったく新しい商品を世に出そうかというタイミングでして、最初の業務は資料や取扱説明書などをゼロから作り上げていく仕事でした。前職が学会誌編集というと、お固い仕事のように思われますよね。でも実は小児科系学会からは、知り合った先生からお仕事をいただいて幼児向けの絵本を作る、という柔らかくクリエイティブな仕事もあって、企画、制作、全体レイアウトや言い回しなどの文字校正に関しては、商品企画部の業務に通ずるところも多いんです。なのですぐにすんなり溶け込むことができました。

任せてもらえている、それが一番のモチベーション

私が入社した商品企画部はほどなくして、子会社としてオウミ技研から独立し東京へ、私自身も出産、育児休暇と夫の東京帰任が重なり、育児休暇からの復帰後、晴れて東京で子会社の正社員となりました。私の働く職場の雰囲気は、周りのみんなが業務に集中しているなか、気づくと自分だけが独り言をいっていたりして。それでもまったく許される、雰囲気のとても良い環境なんです。商品企画部の時代から周りのメンバーはとてもポジティブな考えの方ばかりで、私もいろんなことに積極的にチャレンジをさせてもらいました。自分自身の一番の経験としては、今までやったことのなかった多くの展示会への出展をしてこられたことです。そこでは出展目標の設定、コンセプトの決定から、ブース設計、設営業者との交渉、搬入搬出、ノベルティの準備、展示会当日の説明員のスケジュール管理や運営進行全般をすべて任せてもらいました。とても大変な業務でしたが、任せられた仕事は最後までやらせてもらえることで逆に強い責任意識を持つことができましたし、その分、自分自身、満足感のもっとも高い仕事になりました。

オウミ技研の強みを再認識

少し前にあった会社の構造改革の流れで、子会社は再びオウミ技研の一部署となりました。ひとつの会社となって、今まで独立採算で運営してきた時と大きく違うと感じる点があります。それは他部署と連携して、さらに広い意味でチャレンジできる環境があるということです。実際、オウミ技研に戻った直後から設計や開発のメンバーも含め、今までと違った視点でのアプローチや手法を肌で感じております。全部署全社員、ひとつの目標に向かってまい進している、これこそがオウミ技研の力の源泉だと感じます。

もっともっと高みを目指して

私個人の目標として、より深くプロモーションやマーケティングに携わっていきたいと思います。販売企画部という新しい部署は、自社製品やサービスのチャネル開拓、プロモーションを担当します。そこで前職時代に経験した企画制作のノウハウや、子会社時代に養ったユーザ目線での商品企画、サービス企画の視点を加え、ここオウミ技研の販売企画部で持てる力を発揮していきたいと思っています。机上で構想を巡らすことも時には必要ですが、私はお客様と直接話すことで発想を膨らませたり、空気感を共有したりすることに面白みを感じます。そういう意味でも今、主流になりつつあるお客様とダイレクトにつながることのできるマーケティング手法など、いち早く取り入れることで、できるだけ早くオウミ技研の発展に寄与できるよう自分自身を磨いていきたいと思っています。