こんにちは。事業推進部です。
今回はオウミ技研の出荷検査のご紹介です。

オウミ技研はファブレス企業のため、毎日各協力企業様から製品が納品されます。
その製品を納品先様へ送る前に必ず行っているのが出荷検査です。

納品された製品の中から一部を抜取り、製品に異状がないか、運搬時に破損していないかを確認しています。

納品数によって抜取る数量は決められていますが、場合によってその数量は変わります。
例えば、製品を初めて製造した時はトラブルが起きやすいと考えられ、
｢初回対応｣と呼ばれる抜取数を多くする対応をします。
また、協力企業様の工程で４Ｍ変動があった時も要注意です。
特に外観検査の人員変更は、慣れないことで見逃しが発生する懸念があるため、出荷検査で初回対応を行い、
なるべく不良を検出する可能性を高めます。

各協力企業様で全数検査を行うため、オウミ技研での出荷検査は一見補助的であるようにも思えますが、
出荷検査を行うことで、オウミ技研が品質に対して全責任を持って良品をお客様へ届けることになります。
それがファブレス企業としての責任であり強みだと考えています。

お客様からの信頼、協力企業様からのお力添えが何より大切で、それを失わないために、
もっと強固なものにするために、オウミ技研がどうなっていくべきなのかを常に考えています。
不良を出さない工程をつくることが大前提ですが、出荷検査は言わば最後の砦です。
検査方法や抜取数も臨機応変に、オウミ技研の出荷検査がより頼もしい存在になれるよう創意工夫を続けていきます。

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