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7.162021
『マイコン 載せ替え?!』について
こんにちは、ハード部です!
ここ数ヶ月で、『マイコン 載せ替え』に関する お問合せを何件か頂いています。
「生産中の電子基板のマイコン部分だけを別のものに置き換えたい」
といったご要望になります。
そこに至るまでの経緯を記しますと・・・
☆ 搭載されるマイコンがディスコン(生産終了)を迎えて・・・
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☆ 先ずは、メーカーの在庫が底を尽き・・・
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☆ 続いて、流通在庫も・・・
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☆ 遂には、新しいマイコンに設計変更せざるを得ない
このような事態の背景には、昨今の国内半導体メーカーの著しい凋落が大いに関係している訳ですが、
今後においては、デバイスの『機能・価格』はさておきに、
『寿命』を最重要項目とした上での部品選定を行うべきなのでしょうか 。。。
そうは言っても、デバイスの終息を予測することは、なかなか容易な話ではありません。
しかし、このような状況な中で、確実に言えることが1つあります。
それは、ローエンドモデルのマイコンに限定すれば、
『PIC(マイクロチップ社)』、『AVR(アトメル社)』を選定しておけば、
不意のディスコンを極力避けることができる ということです。
何しろ、世界中の人々が様々な場面で使用するマイコンだけに、そう簡単に消滅することはありません。
それと同時に、マイクロチップは、ディスコン(生産終了)しないことを会社の方針として掲げています。
※アトメルは、2016年にマイクロチップの完全子会社になっています。
「とはいえ、海外製は、どうも信頼性が・・・」
このようにお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、
PIC、AVRともに、これだけ長年、生産が続いている訳ですので、
それイコール『信頼性が高い』という評価で良いのではないでしょうか。
当社でも、家電製品にAVRマイコンを組み込んだ経験がありますが、
現在に至るまで、マイコンに何かしらの不具合が起きたという報告は皆無です。
みなさん、近々、『マイコン 載せ替え』のご予定はございませんか?
流通在庫がなくなってからのご判断では、生産スケジュールがストップしてしまうこともありますよ!
そうならないためにも、ぜひとも、オウミ技研にご連絡を!
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