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デバイスの選定基準も・・・今や、完全に一変!

マイコンを指で摘んだイラスト

ハード設計を行う上で、システムにどのデバイスを搭載するのか、
いわゆる『デバイスの選定』ですが、
設計業務全般において、とりわけ重要性が高い作業とされます。

電子基板に実装されたマイコン

そして、当然ながら、そのシステムが要求する仕様・機能を満たすことが
デバイス選定の第1条件になるわけですが、
他の条件として、『品質、価格、入手性』も合わせて考慮する必要性があります。

『品質、コスト、入手性』のロゴのイラスト

しかし、昨今の半導体製品の供給不足により、
もはや『入手性』が選定の最優先事項に取って代わり、
当初のシステム全般の仕様・機能を変更することもいとわず と、
そんな異例の事態に突入していったわけですが・・・
その余韻も冷めやらぬまま、今現在に至ります 。。。

しかし、このような不慮の事態でも、
弊社の設計業務において、1つの不足も出すことなく、
その上、価格も据え置きで供給されたデバイスがあります。

ESP32のパッケージの画像

当ブログでも何度か紹介している・・・
中国製のWi-Fiモジュール『ESP32』です!?

一方で、ラズパイ等はコロナ渦に入った初期の段階で市場から姿を消し、
とんでも価格で販売されているのを何度も目にしていましたので・・・
そういった側面からは、大変優良なデバイスであります。

マイコンを指で摘んだイラスト

『でも、中国製でしょう?』

そう思われる方もいらっしゃいますが、それも『もはや昔!』です、本当に。
設計的にも優良な中国製のデバイスが今や驚くほど飛躍的に増えています。
ESP32の前身のデバイスを10年位前に使用する機会がありましたが、

『製品に組込めるレベルでは・・・』

当時としては、そんな印象でしたが、
今では、自信を持って製品に組み込めるデバイスとして劇的な変化を遂げました!

道路に車が走る中国の風景

最後にですね、こういった諸々の経緯により、
デバイス選定の際には、あえて中国製を探すようになりつつありますが、
今後、中国の勢いが衰えることがなければ、
かつて日本が半導体部品で世界を席巻したようなことが・・・
もしかしたら、起こり得るのでしょうか?

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