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9.272024
疑似乱数で円周率の近似値を求めてみよう!2
オウミ技研、ハード部です!!
今回は、前回の投稿『疑似乱数で円周率の近似値を求めてみよう!1』の続きで、
前回の投稿を読んでいない方は ⇒ こちらから!
『実際に生成した疑似乱数を散布図にプロット表示した上で、円周率の近似値を算出する』
といったテーマでお送りしたいと思います。
先ず、疑似乱数の生成手段ですが、
ここは手っ取り早く『エクセルのRAND関数』を使用したいと思います。
以下、円周率の近似値算出までの手順を記します。
【手順1】
・x、y両座標に乱数を生成します。
・『=RAND()』 ⇒ 0以上1未満の乱数を生成する関数。
【手順2】
・プロットされた座標の原点までの距離を計算します。
・『=SQRT(C4^2+D4^2)』 ⇒ √(x²+y²)。
【手順3】
・プロットされた座標が扇内(円弧上も含む)にあるか否かを判定します。
・『=IF(E4<=1,1,0)』 ⇒ 原点までの距離が1以下の場合は1を、1より大きい場合は0を返す。
【手順4】
・扇内にある座標(円弧上も含む)の個数を計算します。
・『=SUM(F$4:F4)』
【手順5】
・サンプル数、扇内にある座標の個数から、円周率の近似値を計算します。
・『=G4*4/B4』
【手順6】
・xy座標を散布図にプロットします。
・『サンプル数=1000』
サンプル数を増やせば増やすほど、円周率の近似値は本来の値(3.14・・・)に収束していきます。
■『サンプル数=1000』
■『サンプル数=50000』
最後になりますが、円周率を求める方法は、他にも無数に存在します。
当然、業務においても、目的に到達するまでのアプローチ、無数に存在するはずです。
『多角的な視点で物事を考える』
この言葉を念頭において、ハード部も日頃の業務に取り組んで参ります!!
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