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謎はすべて解けた!ランチタイムの小さな不可思議現象を解明せよ

こんにちは。販売企画部です。
今回は、販売企画部のオフィスがある浅草橋のランチタイムで起きる不可思議現象の謎を追ってみます。
真実はいつも一つ!

「ここは浅草橋です。浅草ではありません。」
こちらは、浅草橋オフィスから最も近いコンビニの張り紙の文章です。
浅草から徒歩20分ほどの浅草橋を観光客が浅草と間違えて訪れていることが見受けられます。
しかし、間違えて訪れているだけではなく、実際に街で外国人観光客をよく見かけます。

そんなある日のランチタイム、同僚と今日のランチはどこに行こうかと話しながら歩いていると観光客が長蛇の列をなしているビルに遭遇しました。いたって普通の、どちらかというとこぢんまりとした雑居ビルです。
非常階段は行列を作る人であふれていて、そのまま1階の踊り場にも人がたまっていました。
行列の真横にビル内の居酒屋チェーン店の看板が見えました。もしかして、このお店…?
その日からランチごとに気になってビルを見ていると、どうも行列は毎日できるわけではない様子。
誰もいない日もあれば、歩道にあふれかえるほどの混雑を見せている日もあり、なんとも不可解です。

ここで販売企画部の血が騒ぎます!市場調査やアンケート調査に携わってから調査が癖になっている私は早速パソコンを叩くことにしました!
謎を解くためにはまずは情報収集から、ということで 店名×浅草橋 で検索してみました。
その結果、このお店は『唐揚げ食べ放題100円(税込)』で有名で、過去にはテレビ番組でドキュメンタリー風に取り上げられていたことが判明しました。
しかし、テレビ番組は日本向けのもの。これでは外国人に人気の理由がわかりません。
さらに検索結果を見ていると、Twitterなどで日本を訪れた外国人観光客が『唐揚げ食べ放題100円(税込)』のサービスについて「まるで鶏のパラダイス」などの賞賛のツイートをしていることがわかってきました。

なるほど、もしかしたら観光地のメッカである浅草からほど近いという立地条件もあいまって、海外で超人気店になっているのかもしれないなぁとの確信を強めました。
入店のチャンスを伺っていたある夏晴れの日、ついに潜入に成功しました!
店内はきっと大混雑だろうから、相席になることもあるかもしれません。
そんなときは観光客に話しかけてみようと、あらかじめ多言語アプリをインストールしたりして準備万端です。
いざ入店!

…あら?店内を見渡したところ、サラリーマンのグループが2、3組いるだけで、肝心の外国人観光客は一人もいません。
とりあえず席に着き店内をキョロキョロと観察すると、ネットで見つけたドキュメンタリー風テレビ番組のことがポップになっていました。
それにしても、観光客はどこに消えた?

あまりの不思議さに店員さんにおたずねしてみると
「あ~…、外国人のお客様は上のテナントのお店の団体客なのですよ。うちの行列かと思われてお客さんが逃げちゃうのですよね」
とまさかの回答が。

ランチタイムの謎の大行列は、とあるツアー会社が提携している飲食店の入店行列で、外国人に人気の超有名店というわけではありませんでした。

こんなふうに、想定と違う結果になることって仕事を進めるうえでもよくありますよね。
自分ではこの言葉がキャッチコピーだと思っていても、人によって伝わり方や理解の仕方が異なる、なんてことは一つの例です。
なんだ、そうか。現場を自分の目で見て確認するのは大切なことだな。と再認識した出来事でした。

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