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動作保証温度とは

ハードウェア部からの投稿です。

ジメジメしている今日この頃ですが、先日は40℃近い気温となり、熱中症で病院に運ばれた方も・・
気温が高いと、一体どうなってしまうのだろうか・・

温度上昇は、人間だけでなく、自動車や電子機器にも悪影響を及ぼします。
自動車やオートバイなどの乗り物は、オーバーヒートを起こしやすくなりますよね。
自動車と違い、物理的に大きなラジエターと冷却ファンを搭載出来ないオートバイでは、夏場に良く聞く話です。
空冷エンジンの旧車(私のおんぼろバイク)などは、渋滞に嵌ったら・・・w

そして、最もわかりやすいのが、皆さんが普段使われているパソコンやスマートフォンです。
“熱暴走”という言葉を、聞いた事がありませんか?
熱暴走とは何か?
電気の通り道が熱くなればなる程に、電気抵抗が増加します。
抵抗が増加すると、更に発熱⇒抵抗増大⇒更に発熱・・といった負のスパイラルに陥ります。
電気抵抗の増大により、電気信号が流れにくくなり、回路が正常に動作しなくなる=暴走となります。
高速で電気が流れる高性能デバイスが熱に弱い理由はここにあります。
我がハードウェア部でも、日常の業務において全てのメンバーが最重要項目の1つとして意識しております。

では、パソコンの中を覗いてみましょう。

pc内部画像

ヒートシンク上に冷却ファンが搭載されている物体が見えます。
これがCPUやグラフィックカードといった高性能デバイスです。
冷却ファンやヒートシンクに埃が蓄積し、冷却不足になると熱暴走しますので、定期的に掃除しましょう。
掃除機で吸い取ったり、エアーで吹き飛ばすと良いでしょう。

又、近年のPCは非常に高性能になっていて、発熱する部品が増えており、PCの内部環境が悪化しています。
電源部やマザーボード上の電解コンデンサが熱によって破損(膨らむ・最悪は破裂)し、起動出来なくなるケースも多いです。
掃除をする際は、この辺もチェックしましょう。
※電解コンデンサやハードディスクは、稼働中の温度が10℃上昇すると寿命が半分になるとも言われていますよ。

熱くしちゃ駄目!!という事は、もう分かりましたよね?
では、ガンガン冷やせば良いのでは??
と考える方も多いと思いますが、そうはいきません。
動作保証温度外となる低温下でも、動作に支障が出てきます。
CPU等の半導体は、液体窒素冷却などで定格よりも高速動作させるツワモノが世の中におります。
しかし、電解コンデンサや電池等は、低温下で性能が著しく低下してしまいます。
製品に搭載されている、全ての電子部品や機械が正常動作する条件が、”その製品の動作保証温度”という訳です。

我々の生活を便利にするツールは、PCやスマホだけではありません。
これ等を快適に使いこなす為にも、”動作保証温度”を意識してみましょう!

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