事業開発部のブログ投稿2回目となります。

今回は、この春に改正された「介護保険制度」についてです。

みなさまご存じの通り高齢化による心身の衰えから介護が必要になった時に国から支払われるのが公的介護保険で、平成12年から施行されています。40歳から毎月健康保険と同じように納めることで、介護が必要になった場合に介護度に応じて支払われます。

■公的介護保険制度の現状と今後の役割

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000080254.pdf

（厚生労働省Webサイトより）

この介護保険制度は、約3年に一度見直しがされるのですが、その見直しが今年、平成27年4月に実施されました。これまでと違って施設介護から自宅介護に重点が置かれた内容になっています。（上記「介護保険制度」の32ページ）

前回のBlogに取り上げたような、社会全体の高齢化により、認知症の方が徘徊時に事故に遭い、損害賠償を請求されたという心痛む話が頻繁に起こる可能性が増えています。一緒に生活している家族にとっては、心的負担が増す中、今回の制度改正により、より地域全体で高齢者を見守ることが求められています。私たちオウミ技研も、地域社会の一員としてみなさんが安心して暮らせる社会の実現に貢献できたらという思いでいっぱいです。

次回以降も、気になる話題を中心に取り上げていきます。

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