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透明な成形品の外観検査

こんにちは、ソフト部です。

今回は過去のブログでも何度か話題にあがっていたAIを活用した画像検査装置の概要について紹介いたします。

画像検査の対象は、基板+透明な成型品ケースです。

基板には電子部品に貼られたシールがあり、人間の目に変わって検査機がパターンマッチングを使用して良否判定を行っています。

やっかいになってくるのは、基板のケースとなる透明な成型品の良否判定です。

チェックしたいのは、成型品の破損、ヒビ割れ、擦りキズ、異物混入等です。
これらは、検査工程上、基板とケースを組み合わせた後にまとめてチェックを行いますが、ケースが透明であるためにケース越しに透けて見える基板自体の種類や、部品の実装状態なども異なるため、パターンマッチングのように差分を取って良否判定するのは極めて困難です。

そこでニューラルネットワークを使用して透明なケースの表面にあるキズだけを抽出することに成功しました。
成功までに色々と試行錯誤してきましたので、今回は特別にその失敗例と成功例を簡単に紹介したいと思います。

○元画像(失敗)

画像左がキズです。
画像下のほうにある白い丸は照明の反射です。

○判定画像(失敗)

キズだけをうまく抽出できていません。
照明の反射が紛れ込み、画像右側の正常なケースのくぼみも捉えてしまっています。

●元画像(成功)

画面中がキズです。
画面上のほうにある白い丸は照明の反射です。

●判定画像(成功)

キズだけをうまく抽出できました。
照明の反射やケースのくぼみもカットできています。

遊技機のソフト開発だけでなく、こんなちょっと変わったソフト開発も行っているソフト部でした。

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